クスコの市場
- Goro-maru
- 2017年11月23日
- 読了時間: 8分
旅先では、市場は欠かせないとサヨが言ったので、クスコの市場に行った。
市場の辺りは、地元民っぽい人しかいなくて、やっぱり市場は地元民の場所だなと思った。

サヨと一緒じゃなかったら、まず来ない場所だ。
古い建物があり、そこが市場だった。
中へ入ってみると、かなり活気があり、食べ物のお店や食材を売るお店が並んでいた。

特に肉エリアはグロかった。
アルパカかと思われる頭がそのまんま置いてあった。
それでも僕は、肉を食べるのが大好きだし、食材を見るのも好きなので、しばらく見てしまった。
ひとまず一周して、サヨがおばあちゃんが売っているとうもろこしを食べてみたいと言ったので、
買うことにした。
ペルーのとうもろこしは、粒がかなり大きい。
少しもらって食べてみたけど、甘さがほぼなく、食感はそら豆みたいだなと思った。

そのあと、かなりカラフルなゼリーを見つけて、サヨが食べてみたいと言ったので、
呼び込みをしてきたおばちゃんのお店でゼリーとプリンみたいなものを食べた。
食べたと言っても、結局ほとんどサヨが食べたんだけど。
そしてまた、すぐに通りかかったエリアのチキン麺エリアみたいなところで、
サヨが食べてみようと言って、カウンターに座った。
奥の食堂エリアの方に行くと、観光客っぽい欧米人もちらほらといるけど、
なぜかこの麺エリアは完全に地元民が数人しかいなかった。

座ったカウンターのおばちゃんは、特に注文を聞くこともなく、勝手に作り始めた。
ただ、数だけは1と伝えた。
さすがに僕が食べなかったら、これ2杯もサヨは食べられないだろう。
正直、鳥肉がドンと置かれているのも気にもなったし、いったい何がでて来るのかすげー不安だった。
そして、おばちゃんがすぐに作ってくれたのは、鳥肉、野菜がたっぷりと入った、スープソパだった。
見るからに優しい味がしそうな見た目で、完全に美味しそうだった。

サヨは食べてすぐに、凄い美味しいと絶賛した。
僕も一口もらうと、これが本当にうまかった。
基本、サヨは何を食べても美味しいと言うし、こういうところで食べるのもへっちゃらなので、
サヨの食べ物の意見は気にしていないが、これは本気でうまかった。
なので、僕の分も追加で作ってもらった。
こんな市場で進んで食べる僕をサヨは意外がっていたが、自分でも意外だった。
結局、郷に入れば郷に従えという言葉の通りだった。
だけど、日本に戻ったら、僕は普通のサラリーマンに戻ってまた今まで通りの仕事をするし、
サヨもまた、好きな関ジャニのコンサートに行ったり、日本語教師をして外国人と色んな場所へも出かけたりするんだろう。
こうしていると、そんな日本の生活に普通に戻るのだろうということの方が少し不思議に感じる。
いや、サヨに関しては、日本にいても外国人相手の仕事ということが、僕からすると旅している時とそんなに変わらないのかもと思うけど、
それでもサヨはすぐに日本は飛び出したくなるんだといつも言っている。
そして、ここのところはずっと、日本に帰りたくないと言っている。ほんとこの生き物は、困ったもんだ。
その後、お土産が売っているところで買い物をしていたら、後ろからアミーゴと声をかけられた。
クスコを歩いていると、ツアーの客引きが山ほど、アミーゴと声をかけてくるので、またそれだと思い、僕は振り返りもせずに、「NO」と言った。
でも、サヨがそっちを見て声をあげるのと、アミーゴと発した人が僕の肩を触るのが同時だった。
僕も振り返ると、確かに肩を触られるほどのアミーゴがいた。
なんと、リンカツアーのおばちゃんがいた。
マチュピチュはどうだったと聞いてきた。もちろん、素晴らしかったと答えた。
そして、おばちゃんはここで買い物をしているとのことだった。
サヨとお互い以外は、誰も知らない場所で、自分を知っている人が声をかけてくるのが、不思議な感覚だった。
そして、ちょっと嬉しかった。
これも、サヨが好きな「旅の時間」なんだろうなと思った。
その後は、市場の周りをちょっと歩いて、サヨが路上で売っているポップコーンのでかいやつを買いたいと言った。
一人目のおっさんに7ソルと言われて怪しかったので、二人目のおっさんに聞いてみることにした。
すぐそばにいたよくわからない通りすがりっぽいおっさんが、1ソルだと教えてくれたので、二人目のおっさんから1ソルで買った。
雨が降ってきてしまったので、そのままおっさんのそばで雨宿りをした。
サヨは、お菓子を袋詰めしているおっさんのそばに座りこんでなんか軽く話していた。
すぐに雨は小降りになった。
サヨからもらったお菓子は、しけっていて2つ目は食べる気がしなかった。
でも、サヨは、それをずっと無言で食べていた。
その後は、12角の石と14角の石を観に行った。

そしてまた、初めて行った道でアイス屋を見つけて、またもやサヨはアイスを買って食べていた。
今日は特に、ずっと食べている。
それから、裏路地みたいなところで見つけた帽子屋で、サヨは嬉しそうに帽子を買っていた。
その後は、行きつけになったプカラに行って、またしてもケーキを食べながら、休憩をした。

僕は、この旅最後となるリマでの宿探しを任されていたので、ずっと探していた。
最後はハネムーンっぽく、いいホテルに泊まりたかった。
5ツ星にするか、4ツ星にするかかなり迷っていた。
相手がサヨじゃなければ、新婚旅行でこんな旅をすることもなかっただろう。
いつも、友達と行っている短期旅行のような、普通の場所に行ってずっと綺麗なホテルに停まっていたと思う。何より、全てが手配されているツアーで行っていたと思う。
いざ、自分でそんなホテルに泊まりたいと思って探すと、現実は高い。
しかも、そんなグレードの高いホテルに今更泊まって満喫できるのか。
そんなことを繰り返し考えて結局決まらずにいた。
そのうちに、またしてもマチュピチュ行きを探している時に最初に行ったツアー会社の人が偶然店に入ってきて、再会した。
どうも、日本食を食べるならここが落ち着くとのことだった。
今日は、よく再会する日だなと思った。
サヨいわく、少し長めにいる街だと、なぜか最終日にそういう奇跡が起こると言っていた。
そして、最後は、サヨはまだ食べる気だった。
行ってみたいレストランがあるらしい。
QORI SARAという名前のレストランは、地球の歩き方に載っているわけでもなく、サヨが見つけてきたので、
看板なども出ていなく、わかりにくそうな場所にあった。

中に入っても、完全にクスコの人っぽい人しかいなく、食堂って感じだった。
そこで、セットメニューみたいなのをたのんだ。
それがチキンカツや、ポテトや米がかなり大盛りで、最初に来たスープからしてもうボリュームが凄かった。
デザートまでついてきた。
極めつけは、食後のドリンクだった。
何やら可愛らしいおばあちゃんが、お茶か、チチャというペルー名物の甘いジュースのどれがいいか聞きに来た。
もちろん、僕もサヨもお茶と答えたのだが、おばあちゃんはスペイン語で何か言っていた。
そのうちに、奥の厨房みたいなところから再び現れ持ってきたのは、お茶とチチャだった。
しかも、そのチチャの量がジョッキ大盛り状態だった。
なぜだ。お茶2つって言ったのに。
サヨは、おばあちゃんが気を利かせて2種類持ってきてくれたとか言うけど、
僕はもう、今日はずっとサヨにつきあってちょこちょこ食べているので、ギブアップ。
慣れない物を無理して食べるとすぐにお腹を壊すので、もう本気で無理だった。
でも、サヨは、相変わらず率先してそれを飲んでおばあちゃんに美味しいと伝えていた。
おばあちゃんも感想が気になったらしい。
最初はうまくわからなかったようだけど、サヨが美味しいと言っているとわかって、嬉しそうに大きな声で笑っていた。
サヨも、お腹が苦しいと言いながら、嬉しそうに飲んでいた。
正直、日本に居る時は、サヨが食事を残した時、それを僕が食べる羽目になるんだけど、
海外に居る時は、それが真逆になる。
とはいえ、今日はよくわけのわからないものを次々と食べているなと感心する。
そして、サヨは、このおばあちゃんのような現地の人の気持ちが凄く嬉しいらしい。
気がつけば、外は真っ暗になっていた。
クスコは少し長くいたので、この長い階段の上にある宿にも思い入れができた。

初日の夜に、宿までの階段をかなり辛そうに登っていたサヨを、通りすがりの韓国人の子達が応援すると言う出来事まであった。
そして、この宿の屋上から見える景色は、かなり綺麗です。

部屋に戻ってきても、僕の課題はまだ迷い中で、リマでのホテルを悩んでいた。
気付けばサヨは、寝てしまっていたが、悩みに悩んで、まだまだこれからという希望を込めて、
今回は、最高ランクホテルは諦めた。
まあ、本当にこんな若造なんてまだまだこれからだ。
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