クスコでマチュピチュへの足探し
- Goro-maru
- 2017年10月12日
- 読了時間: 6分
バスは、長い距離を走って、ようやくクスコに到着した。
クスコで泊まる予定の宿までは、3キロくらいだったので、歩けると思い歩いて行くことにした。
しかし、その選択がとんだミスだった。
クスコは標高も高くて、再び酸素が薄い場所なうえに、宿のあるアルマス広場は坂の上の方で
3キロとは言え、全て上り坂なのだ。
バックパックを担いで、そこを歩かなければいけないなんて、わかっていなかった。
バスターミナルから歩きはじめ、少しすると、すぐ後ろから韓国人の男の子が、ずっと同じルートで
歩いていた。好青年風のイケメンだった。
サヨが声をかけると、にこやかにサヨに返していた。
どんな会話をしていたのかわからなかったが、結局違う宿だったらしく、二人は残念がっていた。
そして、すぐに別々の道になり、彼とは別れた。
その後も、坂は続き、しかも日差しが強くてジリジリした。
サヨは、ずっとぶーぶー言ってきた。
東京にいる時は、サヨが歩こう歩こうと言ってくるので、僕はいやいや付き合わされているが、
これじゃ立場が逆転だ。
それでも、少し拓けてくると、サヨは、早く宿で荷物を下ろして探検したいと言った。
何とか、アルマス広場に到着した。

かっこいい景色だなと見とれている場合でもなく、最後のとどめが待っていた。
もう地獄。
ここからは、階段しかなかった。
分かれ道があっても、階段での分かれ道。
サヨはもう、言葉すら発せられないようだった。
十何キロのバックパックを背負って、どこまで階段をのぼれば宿があるのか、
もし、ここまで来て、道を間違えていたら、僕はサヨに突き落されるかもしれないと不安になった。
その時、少し上の階段途中で、声援を送るように手を振ってくる女性2人がいた。
今日、泊まる宿、カサデルインカの従業員だった。
やっと到着することができた。
部屋に案内してもらい、コカ茶のウエルカムドリンクがありがたかった。
もう、3日間ぶっ続けで移動をして疲れたので、休んでいたい気持ちはあったが、
出かけなければならなかった。
明日マチュピチュに行ってしまいたいのだ。
ネットでマチュピチュまでの足が買えるらしいので、少し、Macで鉄道を調べてみたが、どのルートでも売り切れていた。
僕はどうしても電車に乗っていきたかった。
なので、ツアーは使わないが、個人手配のヒントをツアー会社に聞きに行ってみることにした。

重い荷物を下ろして歩くと、とても爽やかな街だった。
古いけど綺麗な建物が多く、空気も澄んでいる。
まず最初に行ってみたのは、地球の歩き方でおすすめされているツアー会社だ。
しかし、対応してくれた方はとても良い人だったけど、ここでは、ツアーなどはやっておらず、
チケットの手配も、サーバートラブルにより今は出来ないらしく、
別の会社を紹介してもらった。
が、最初にその人がかけた知り合いの人は、今はリマにいるらしく、ダメだった。
そして次に、下の階のツアー会社はどうかと紹介してくれた。
そこのツアー会社は、リンカツアーといい、最初にこの建物の前で迷っていた時に、
上だよと場所を教えてくれたおばちゃんがリンカさんだった。
正直、僕は、すげーあやしいおばちゃんだと思った。

ペルーに到着して、すぐにクスコに向かい、ここに来たので、正直ペルー人がどんな感じなのかわからない。
ボリビア、アルゼンチンと来て、アルゼンチンは特にいい人多かったけど、ペルーは正直治安の悪い国と言うイメージも拭えてはいない。
騙されるんじゃないかと思った。
最初に地球の歩き方にのっているツアー会社を教えてくれたところから、罠になっていて、
むしろ、地球の歩き方もグルなんじゃないかと思うくらいだ。
そもそも、地球の歩き方の情報は、アルゼンチンでは全て間違っていた。
結局、ここでチケットのみ全て手配してくれるとのことで、行くのは個人で行けるようにしてくれるとのことだったので、
予約をすることにした。
しかし、めちゃめちゃ高い!!
調べた時、マチュピチュって確かに、鉄道も入場料もすげー高かったけど、それにしても高い。
サヨもドン引きしていた。
だが、結局、リンカさんは悪い人ではなく、むしろ全ての料金を計算しても、その値段はかなり良心的だった。
ただマチュピチュが高いだけなのだ。
とにかく、僕はマチュピチュに行くことを楽しみにしていたので、この時はまだリンカさんに対しての
疑いがあったが、行けると決まってほっとした。
しかし、夜中の3時30~4時に宿に迎えに来るって言われたのが凄く引っ掛かった。
階段の上なのに、迎えに来れるのか?そんなことわざわざすんのか?
確認したけど、問題ないと言われたので、ますます疑いは増した。
とりあえず、チケットは後でとりにこいとのことだったので、夕飯を食べることにした。
このチケットは、後と言うシステムも、すげー疑心暗鬼になった。
すぐ近くに、PUCARAというレストランを見つけて入った。

ここが、当たりの店だった。
日本人オーナーの店らしく、日本人向けの料理を出してくれる。
店員は、日本語を話せなかったけど、とても感じがいい。
もちろん、料理もすごくうまかった。

すぐ隣に座っていた、年配のとても仲良しそうな夫婦がにこやかに声をかけてくれて、
サヨと二人の写真を撮ってくれた。
お店の中の雰囲気もいいし、凄く満喫した。
ただ、一人、日本人の女の人が客で居たから、挨拶しようと思ったけど、
いっさい話しかけるなと言うような怖い顔で、ずっとPCを見ていたのが残念だった。
サヨは、そういう人もいるよと言っていたけど、せっかくこんな地球の裏側で同じ日本人に会えたのに、
話しかけるなっていうのは、すげえ残念と言うか、損してるなと思った。
時間になったので、リンカさんのところへチケットを取りに行った。
チケットはちゃんと手配してくれてあり、すべてそれぞれの名前入りだった。
マチュピチュは厳しいらしく、パスポートチェックなんかも頻繁にあり、完全に本人じゃないとダメになっているらしかった。
リンカさんは、間違っている場所がないか再度確認してくれた。
とりあえず、騙されてなかったと安心した。
これで、明日はマチュピチュへ行ける!

サヨも嬉しそうだった。
その後は、明日の早起きに備えて、宿に戻り部屋で荷物を片していると、ノックが鳴り、
恐る恐る出てみると、受付の女の子がいた。
女の子は、何か言った。何言ってるのかわからなかった。
僕は、英語を話せるか聞いた。英語を話してたんだけど。
結局、宿までは車が入れないから、迎えに行く場所は、アルマス広場のマックの前に変更になったとのことだった。
僕は再び、不安になった。
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