旅先での別れって辛い
- Goro-maru
- 2017年7月20日
- 読了時間: 4分
ルカと3人で国境を目指した。
調べてきたかかる時間よりも早くボリビアを出国できた。
その際に、出国スタンプをミスされ、結構ひどいことに。
文字もつぶれてしまっているので、入国で何か質問されたらどうしようとドキドキした。
しかし、無事にアルゼンチン入国。
国境越えを歩いてしたのは、初めてのことだった。
そして、徒歩で入国しても、ちゃんと荷物検査はされるんだなと思った。
調べによると、すぐにバスステーションがあるはずだったけど、
ちっともある気配がない。
とりあえず、3人でそれらしき方向へ歩いてみた。
相変わらず、野良犬はたくさんいて、我々の後をついてくる。
人間に吠えてきたりはしないんだけど、犬同士で喧嘩し始めたり、
時には、走っている車に突撃するかのように、吠えかかって行ったりするので、
いちいち、びくびくした。
ルカは、クレイジードッグと言っていた。
ルカとたくさん話したい。ルカが、日本語ではドッグは何て言うのかと聞いてきたので、
「いぬ」だよと教えると、そこから、じゃああれは?これは?となったので、
いくつか簡単な日本語単語を教えた。
サヨもこうやって、日本語教師としていつも外国人に教えてるんだなと思った。
特に海外に来ると、その職業を活かしたコミュニケーション能力には感心する。
外国人に日本語を教えるのが楽しかったから、日本語教師の道を考えたのかなと、今更ながら思う。
ルカが色んな人に道を聞いてくれたおかげで、無事バスターミナルを発見した。
坂の上にあった。
まず、声をかけてきたおっさんの所はルカが、高いと思うと言ったので、
2つ目に決めた。
とりあえず、サルタという中心の町まで行くらしい。
サヨが出発時間を聞くと、すぐに出ると言ったので、
先を急ぐ僕達は、乗ってしまうことにした。
そこで、初めてルカがチケットを持っていることに気付いた。
ルカのチケットは次の時間のバスだった。
なんてことだ!!
ここで、こんなにも急にルカとお別れをしなくてはいけなくなった。
サヨも驚いていたし、ルカも、残念そうにしていたが、
旅人同志は、きっとそれぞれの行く場所があるから、引きとめあったりしないんだなとわかった。
でも僕は、とてつもなく寂しくなった。
思わずルカに抱きつく。
もっと話したかったし、もっと仲良くなりたかった。
できれば、一緒にもっと旅をしてみたかった。
サヨもルカとハグをして、日本に来たら必ず連絡してねと言っていた。
ルカも寂しそうに微笑んでいた。
サヨに抱きつかれて嬉しかったかもしれないけど、僕に抱きつかれてルカは引いていたかもしれないと思った。
バスに乗るためのお金も両替してもらったが、ボリビアーノからアルゼンチンペソに変えるには、
とてつもなくレートが悪かった。
荷物を預け、チップを10ペソ払い、バスに乗り込んだ。
サルタへと向けて出発した。

窓の外の景色は、雄大だった。
標高の高い場所にいるのが、ひしひしと伝わってきた。
時々、サボテンも現れた。

ウユニ塩湖でのみんなとのお別れも、ルカとのお別れも、
へっちゃらのように、サヨは、マイアミで買った塩辛くて甘いクッキーを食べていた。
僕みたいに感傷に浸っていなかった。
次の町が楽しみなんだと言っていた。
たまに僕にしている旅先での大好きになった人達との別れを、
こんな風に切り替えてるんだなと思った。本物の旅人なんだなと思った。
僕はやっぱり、サヨみたいに一人旅なんて無理です。
バス車内では、やっと英語が通じた。
僕は不安で、たくさん調べてきたんだけど、ここでも調べてきた通り、
警察によるパスポートチェックが2回、僕は荷物確認を1回された。
外国の警官は、いつ見ても怖い。
僕は、気分を害されないように、ひたすらグラシアスと言っていた。
でも、サヨは、手を振っていた。
そして、窓の外の怖そうな警官もサヨに手を振り返していた。
やっぱりすげーと思った。
その後、7時間ほど走ったところで、かなり遅れていることに気付いた。
途中から乗ってきた、隣の席のニュージーランド人のマッスルな女性も、
サルタはもう過ぎちゃったのかしら?と心配して聞いてきた。
サヨと女性は、ニュージーランドつながりで、盛り上がった。
でも、女性はブエノスアイレスへ行くらしく、あまり長くは係わらなかったけど、
また一人、外国人と話をした。

サルタに到着するまで、似たような景色が続いた。
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