これって本当にホテルなのか?
朝まで空港内で休み、両替をした。
この辺りから、段だん高山病の気が出始め、だるさが強くなってきて、イライラしてきた。
両替の時は、当たりがきつくなってしまった。反省。
その後は、サヨの調べ通り、乗合バスに乗り、ホテル近くまで移動。
でも、ここからが地獄だった。
ラパスって、凄い坂きついやん。
普通でもきついのに、高山病でさらにきつかった。
やっとの思いでホテル到着。
すぐにチェックインはできなかったけど、少しロビーで休憩していたら、
部屋に案内された。
サヨは、シャワーを浴びたいと言ったけど、ウユニ行きのバスを取らないと、
こんなきついラパスに明日も泊まることになってしまうから、全力で阻止し、出かけることにした。
来る前に、たくさんネットでブログを見た。
格安バスは、とにかくトラブル多すぎて怖かった。
なので、Todoツーリスモにすると決めていた。
相変わらずきつい坂を越えて、やっとの思いでツアー会社の前に到着した。
しかし、入口が開いていない!
休憩時間か、まだ開店前のようだった。
やばい!シャワー浴びる時間あった。
サヨに怒られる!
しかし、意外なことに、サヨは平気な顔をしていた。見直した。
海外に出ると、違うんだなと思った。
呼び出しベルを発見したので、もしかしたらと思い、押してみた。
そしたら扉が、ビーっと音をたてて開いた。
ドラクエなんかのRPGみたいだなと思った。
予約できるかわからないが、3階へあがり、女性がいて予約できた。
ラッキーだった。疲れも少しとんだ。
そして、正面にあるバスターミナル付近を歩いた。
僕はターミナルを撮りたかっただけなのに、
あろうことか、関係ないおっさんがポーズを決めている瞬間を撮ってしまった。
これは、ターミナルの中。
街中でもそうだったけど、ひとりでチョコマカ歩いて行ってしまうサヨにびくびくした。
ラパスはいたるところに、あきらかに、やばそうな奴がうろちょろしている。
ホテルに戻り、ここで、事件は起きた!
先にシャワーを浴びてきたサヨに、温度はどうだった?と聞いたら、まぁ一応ホットシャワーと言っていたので、僕も浴びに行くことにした。
しかし、シャワールームに入り、上部に取り付けられたシャワーヘッドから出てきたのは水だった。
すでに全裸でどうしようもない。
泣く泣く服を着て、部屋へ戻るか。
しかし、せめて頭だけでも洗いたいと思い、決心した。浴びよう。
いつか、お湯が出てくるんじゃないかと願いながら、頭を水の流れにさらした。
しかし、これ完全にアカンやつや!!
冷たすぎる!
これがバックパッカーの洗礼なのか!?
サヨは、これをホットシャワーと思っているのか?
もう濡れたが最後。
震えながら頭だけ洗ったが、背中にも水は流れてきたので、
いったん心臓にかけ水をして、お尻だけ洗ったところでもう限界だった。
部屋に、震えながら戻った。
後で、冷静になって気付いたけど、おそらく貯めた水を温めているウォシュレットのように、
容量がなくなると、温めが追いつかなくなり、水しか出ないのかもしれない。
まして、サヨが入ったすぐ後なんて、お湯なんてなかったんだろう。
頼むから、これからのシャワーは、ホットにして。
僕、水シャワーは無理です。
さっぱりしたので、再び出かけて、市場を散策した。
サヨは、謎の食べ物をたくさん積極的に食べていた。
例えば、こんなものとか。
一口だけもらったが、まずくはないけど、何を食べているのか正体がわからないので、
不安がつきまとい、それ以上はやめておいた。
僕は、腹をすぐ壊してしまう。
食べることは、とても好きだけど、正体のわからないもの、特に屋台でなんて、
食べたことがない。
バックパッカーは、ハードなんだなと思った。
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