マイアミ到着からラパスへのフライト
- Goro-maru
- 2017年6月16日
- 読了時間: 4分
マイアミへのフライトは、4時間程度だったため、楽勝だった。
だけど、持ってきた機内用枕をサヨにとられたので、首がつかれた。
荷物は少なめ少なめとうるさいけど、必要な物だったじゃないか、ほら見ろと思った。
ここまで偶然にも席がずっと隣になった例の女性に、旅行、お気をつけてと言おうと思った。
2回も偶然隣りになったんだから、それくらいは言っておかないとと思った。
けど、その女性は、こっちをチラリとも見ずにあっという間に去って行った。
なんて、薄情な!と思ったけど、11時間もあったフライトで、ほぼ話もしなかったような人だったと思い、
自分の浮かれ具合に嫌気がさした。
マイアミでは、もちろんビーチへ行こうと思っていた。
モノレール、バスを乗り継いで行った。


僕は全くマイアミについて外に出るとも思わず、調べてこなかったので、
調べてくれば良かったと思った。
ビーチでは、障害競馬をしており、いっぱい馬がいた。

水着の人もいっぱいいて、正直、僕らは、服装的にもとんだ場違いだった。
海は、凄く綺麗だけど、潮風も強く、べたべたになった。

スーパーに寄ったが、ドルの払い方の調べ方もしていなかったので、コインばっかり溜まった。
ポテチを買った。味はしょっぱいが、おいしかった。
そして、空港に戻るのだが、帰りのバスは、混んでいて、
立ちっぱなしだったので、一気に疲労感が出た。
空港で、ピザとハンバーガーを買って食べた。

マイアミ空港から、ボリビアラパスまでは、7時間程度。
今度の飛行機は、座席が3列、3列のため、小さめだった。
僕の隣は、男性外国人。
乗ってすぐに、なにやら座席を移動したそうにそわそわしていたけど、
結局隣に座ってた。
サヨは、またすぐに寝た。
僕の枕を奪って、寝た。
途中トイレに行きたくなり、隣の男性に声をかけると優しく通してくれた。
しかし、僕は緊張するとすぐにトイレへ行きたくなる体質で、
初めての南米へ、しかもバックパッカー形式で行くことに緊張していて、
座席へ戻ったのに、またすぐにお腹が痛くなった。
とりあえず忘れようと思い、いったん寝て、1時間後また声をかけた。
この時は、さすがに申し訳なく思い、日本から持ってきた飴をあげようと思い話しかけた。
「ジャパニーズキャンデー」と言って差し出すと、
「ノ~~~~~~」と、お腹をさすりながら、いっぱいなんだよと言うように断られた。
そして、さらに、ほっぺに指をさして、ニコリと笑った。
ノーだけだったら、完全に心が折れていたと思うけど、
おっさんスマイルに、すっかりやられてしまった。
こんなやりとりや僕の苦労を何も知らず、サヨはすやすやと気持ちよさそうに寝ていた。
奪った僕の枕を巻いて。
さんざん、男性には、迷惑をかけてしまったので、サヨまでトイレに行きたいと言わないといいなと思っていたけど、
そのまさかは、起きてしまった。
サヨ「トイレ行きたい。」
僕「なに!?仕方ない!(隣の男性に小声で)ソリーソリ―」
男性は、ハッと起きて、また気持ちよく譲ってくれた。
かなりジェントルマンだった。
そうこうしているうちに、ラパスの明かりが綺麗な町が見えてきて到着した。
その時は、まだ高山病の気配はなかった。
降りた後、入国カードで手こずり、サヨだけ高待遇されていたり、
さらには、税のやつで手こずり、完全に僕は劣等性だった。
でも、やっと南米に入ったという、気持ちとバッグも無事で、少し安心したせいか、
疲れが戻ってきた。
サヨは、ずっと来たい来たいと騒いでいたボリビアに、やっと来ることができて、嬉しそう。

少し、椅子に座って朝を待つことにしたけれど、
すぐに、ボリビア人の家族やってきて、何やらサヨに、一緒に写真を撮りたいと言った。
もちろん、快くいいよ!と立ち上がったのだが、
その家族の一人が、僕にスマホを渡してきた。
つまり、僕はカメラマンというわけだ。
そして、サヨと写った写真を確認すると、嬉しそうにお礼を言って去って行った。

なぜ、僕とは、撮らないんだ!?と思った。
そしてこの後、別の家族がまた同じようにやってきて、サヨとだけ撮って去って行った。
もう悔しいから、撮るふりをして、自撮りしてやろうかと思ったけど、やめた。
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